「憲法市民講座」を4回連続で開催

憲法のこと、そして9条のこと、25条のこと

今しっかりたっぷり学習のとき

「憲法市民講座」を4回連続で開催(終了)

第1回(終了) 2008年4月19日(土)講師/足立英郎(大阪電通大学教授)& 宮本たけし日本共産党府副委員長

テーマ 目からウロコの「日本の憲法ってこんなにすばらしい」
「立憲主義と憲法…憲法のめざす理想と力」

第2回(終了) 2008年5月24日(土)講師/中田進(勤労者教育協会講師)& 西 晃(弁護士)

テーマ まわりをみればこんなにゾッとする怖さが日常のなかに
「改憲実態の現状と九条…戦争国家への抗い」

第3回(終了) 2008年6月21日(土)講師/大口耕吉郎(全大阪生活と健康を守る会事務局長)& 村田 浩治(弁護士)

テーマ 医療・福祉・教育守れ、憲法をくらしに生かそう
「格差・貧困と憲法25条の価値…尊厳をもって生きる」

第4回(終了)  2008年7月26(土)講師/伊勢崎賢治(東京外国語大学教授)& 梅田 章二(弁護士)

テーマ いまそこにある憲法の平和主義が地球を救うのです
「平和への努力と日本国憲法…世界へ九条の発信を」

参加費/1講座500円です(1回だけの講座も複数講座受講も大歓迎)

会場/大阪国労会館の会議室(JRてんま駅下車)

時間/午後1時半~4時

主催 憲法改悪阻止大阪府各界連絡会議(大阪憲法会議)・進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)

お問合わせ・お申込み  大阪憲法会議 06-6352-2963  大阪革新懇  06-6357-5302


 

第4回(最終回)「憲法市民講座」7月26日(土)
「平和への努力と日本国憲法・・・世界へ9条の発信を」

講師:伊勢崎賢治さん(東京外国語大学教授) 一部紹介

・シエラレオネ(アフリカ)やアフガニスタンで紛争処理を指揮。現代の戦争は一般市民とテロリストの区別がつかず市民 が犠牲になり、戦争に終わりがない。平和強制として国連平和維持軍、多国籍軍の介入後、平和維持のためには強力な軍閥を解体し、いい国軍を創設、警察を再建し、司法整備という国家をつくる作業が必要。その際最も困難な軍閥解体を非武装でやれるのが9条をもつ日本。

・破壊がなければ建設もない。紛争は業界がもうかる。紛争予防も業界にしないと力にならない。予防的援助のためにはいい内政干渉が必要。そのためには相手をリアルに知る情報とノウハウが不可欠。平和外交は9条をもった国の責任。自衛隊を出す以外のアクションを起こすべ き。力のあるNGOにもっと寄付をして国の金(税金)によらず現実的対策を考えよう。


第3回 憲法市民講座  (6月21日)
「貧困・格差と憲法25条の価値」
―尊厳をもって生きるー

講師:大口耕吉郎さん(全大阪生活と健康を守る会事務局長)  一部紹介

・貧困と格差のひろがりのなか、大阪府は、孤独死が1.6倍、児童虐待が2.3倍に増加。失業率5.5%も全国平均以上。生活保護世帯も全国平均2倍の15万9533世帯にのぼるなど深刻な状況にある。

・貧困によって、社会、親戚縁者、企業、学ぶ権利などから排除される。その結果、孤立し、人間性を喪失する。物質的以上に精神的な恐ろしさ。それが貧困の怖さ。

・放置できない生活保護以下の賃金。全国最低賃金制の確立とともに、課税最低限引き上げが必要。

・生活保護の原理として、無差別平等や補足性の原理がある。法律の定める要件を満たす限り、保護をうけることができる。働いているから、若いからダメ、というのは間違い。また、住居用の資産(持ち家など)があっても、保護の申請は可能。

・国民分断をはねかえし、労働運動と市民運動が連帯のかなめとなった国民連帯の展開で貧困をなくす運動を強化しよう。各種減免制度の拡充、医療・教育住宅保障など、賃金闘争と社会保障を車の両輪に。


第2回「憲法市民講座」  5月24日(土)

「改憲実態の現状と9条・・・戦争国家への抗い」講師:中田進(勤労者教育協会) 一部紹介

1.日米同盟と9条

 9条のもとで自衛隊があるのは自衛のためではなく、日本を軍事基地として活用したいアメリカのおしつけ。全地球的日米作戦体制 は安保条約さえ逸脱。いまや日本の軍事費は世界第5位の(5兆円)。9条の歯止めをなくし、アメリカの要求に応じて制約なしに自衛隊海外派兵できる国、「海外で戦争する国」へ。

2.「海外で戦争する国」への動き

 新憲法制定議員同盟(07.3.27発足)が両院議長に「憲法審査会」始動の申し入れ。2010年国民投票施行へ検討作業。空自が軍事法廷研究かつ国民監視活動。

3.憲法改悪反対活動の前進を期待して

 労働組合の共同、が全国で7000を超える「9条の会」。「9の日宣伝」全国数百ヶ所での署名活動。

 いまこそ憲法の大学習運動を。くらしと経済、医療、福祉、労働、教育を憲法と結びつけ、過半数署名めざして大運動をつくっていこう


「憲法改悪というより、新憲法制定に反対?」
「理想的平和憲法をつくるという運動はあり?」…

活発な質問がとびかいました   第1回「憲法市民講座」

「立憲主義と日本国憲法   その理念と現在」  (一部紹介)

足立英郎(大阪憲法会議幹事長)

 近代憲法とは、個人の尊重、本来人間に備わっている人権の保障、それを妨害しないように国家権力を制限しようという考え方。第二次世界大戦後には、世界の憲法は、国際連合憲章(1945年)にみられるように、戦争の違法化・侵略戦争の放棄という特徴も持つようになった。た だし、日本国憲法は、武力行使の全面的・絶対的禁止と戦力の不保持を定めている点で、武力行使の原則禁止(例外的容認)している国連憲章をはじめとする現 在の国際社会のなかでは、なおも「普通」ではない。そこに進歩性があるが、象徴天皇制などの限界もある。

 現代は、多様な人権や、主権国家とグロバライゼーションをめぐって近代憲法、立憲主義もゆらぎと変容を迎えている。戦争 もかつてと異なり、現代の戦争の中心は、圧倒的に力のある先進大国やその多国籍軍による中小国に対する一方的な攻撃という非対称なもの。悲惨な戦争というだけでは、憲法運動にとって十分ではない。現実の憲法破壊である平和の破壊、生活の破壊や人権の制限を許さないために、格差貧困問題とともに幅広い国民へ の訴えかけが必要。

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