憲法学習討論集会 in 近畿 に130人

 

人間の尊厳を守るたたかいと結んで
海外派兵・武力行使阻止、9条守る多数派形成を!

憲法学習討論集会 in 近畿 に130人

3月1日、中央憲法会議と近畿5府県の憲法会議主催による「憲法学習討論集会」が飛鳥人権文化センターで開催されました。

集会では、森英樹氏(龍谷大学教授、名古屋大学名誉教授)が講演し、究極の9条破壊法である恒久法の動きにくわえ、くらし全般におよぶ「憲法壊し」=壊憲の理論的解明と改憲阻止にむけたたたかいの方向を熱く語られました。

明文改憲を許してこなかった力で、「壊憲」阻止を

―― 森英樹さんの講演要旨 ――

◆ 防衛利権でこれだけ疑惑がふくらんでいるのに、防衛費は水増 し予算のまま、衆議院を突破した。水増し分だけでも削って生活に苦しむ人にあてれば、一気にかたづく。軍事費は人を殺す費用。年金、C型肝炎や高額医療費 負担問題は、人を生かす費用。防衛利権には、旧田中派である小沢も関わりがある。

◆ 参院選の結果、改憲派議席は減少し、改憲発議も遠のいたかにみえる。しかし、「機運が高まれば改正すべき」の声は強く(参院選当選者への意識調査)、その「機運」は意図的につくられる。

◆ 90年代に入ってからの改憲の特徴は、憲法の規定などあたか もないかのごとく暴走していること。その典型が相次ぐ軍事法の改定であり、くらし、教育、労働においても、憲法のもとでは考えられないような法案が通って いる。この憲法壊しを進めているのが米軍再編成と、日本財界の要求だ。

◆ 米軍再編成は単なる再編成ではなく「根本的改造」だ。9.11以後、地域における先制攻撃にも短時間で即応するため、日本をアメリカの51州のような前方司令基地にしようとしている。それは世界にマーケットを展開し、権益維持を考える財界にとっての要求でもある。

 憲法が保障した平和と人間的くらしを破壊して、社会や政治をトランスフォーメーション(根本的改造)する「壊憲」。9条の明文改憲をとめてきた運動の力で、くらし・権利を守るたたかいに展開し、「改憲」「壊憲」阻止に力をつくそう。

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● 閉会のあいさつで、長谷川英俊・中央憲法会議事務局長は、人間の尊厳をまもるたたかいと結んで、恒久法阻止、9条守るゆるぎない多数派をつくろうとよびかけました。

いのちとくらし、教育の現場から  特別報告より

3府県から、3人の方々が特別報告を行いました。

■ 和歌山県教組より

養護学校での経験を通じ、生徒にとって学ぶことは生きることを実感。憲法の教育を受ける権利をゆたかに保障していくため、これからも奮闘します。

■ 京都民医連第二中央病院エリア「九条の会」より

いのちをいちばんに考える、それを考えれば、いのちを粗末にする戦争は許せない。そんな思いで9条まもろうの声をひろげていきたい。

 全大阪生権連より

憲法25条にてらし、国民最低生活保障基準(ナショナルミニマム)の確立が必要です。働いていても生活保護以下の賃金で、他に活用する資産のない人なら、権利として生活保護を受給できます。

貧困の恐ろしさは、社会や親戚、企業などから排除され、それが自分の排除(自己否定)につながることなのです。

5府県から、職場・地域の取り組みの交流―大阪から西淀川の報告

近畿5府県からとりくみの報告がおこなわれました。大阪からは西淀川共同センター事務局長が、区内有権者の過半数突破という 目標に対して52.3%になった署名結集について報告。毎月「9の日」の宣伝や全戸署名ローラーについて、「何回も出くわしていれば、人々の潜在意識に残 る」として、「継続は力」を訴えました。

◇◆◇◆参加者の声より

・(森英樹さん講演の)情報を駆使しての分かりやすく明確なお話で、これまでの講演で最高に良かった
・内容の濃い時間を過ごせた。
・(特別発言の)3人の発言に納得し、同感、共感、そして熱い拍手。今日の発言を広く市民につたえることが何より大切。・様々な取り組みを聞いて自分も何か始めようと思います。・九条の会を作るのに苦労しているが、展望が持てた

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